初めまして。コンストラクティブSec 西川です。
弊社ではPMI( Project Management Institute:プロジェクトマネジメント協会 )が発行する
PMBOK( Project Management Body of Knowledge:プロジェクトマネジメント知識体系ガイド )に則り、
プロジェクトマネジメントを全案件で実施しております。
そもそも、プロジェクトとは何でしょうか?
「目的と達成すべき評価可能な視標(QCD)とスケジュールが定められており、チームを組んで遂行するもの」
これを満たす活動がプロジェクトと言われております。
QCDとは?
Quality:品質
Cost:費用
Delivery:納期
生産管理において重要な3つの要素の頭文字をとった用語です。
品質は高ければ高いほど良く、費用は低く抑えられるほど良い、そして納期は守るに越したことはありません。
このQCDの3要素をバランスよく担保していくことがより安定した製品・サービスを生み出すことに繋がります。
中でもQuality Firstという考え方があり、「Quality」が最初にくるのには理由があります。
あくまでも「低価格」や「短納期」というのは製品に対する付随価値であり、
これらは製品・サービスの品質が伴っていなければ意味を成さないからです。
弊社では、数年前からとある品質管理のプロフェッショナルのご指導のもと、プロジェクトマネジメントを導入しました。
それまでは恥ずかしながら計画の重要性を軽視しており、
「受注金額が少ないから」「計画は時間がかかるから」「管理は面倒だから」
などという理由で、組織的な取り組みを行っておりませんでした。
近年では社内的にプロジェクトマネジメントの重要性が浸透しつつあり、顧客満足度の向上とともに、業績にも顕著にあらわれてきております。
このプロジェクトマネジメントを体系的にまとめてあるのがPMBOKと言われるもので
プロジェクト管理に関する知識が10のエリアに分かれて解説されており、かなり奥が深い内容となっております。
・統合マネジメント
・スコープマネジメント
・タイムマネジメント
・コストマネジメント
・品質マネジメント
・人的資源マネジメント
・コミュニケーションマネジメント
・リスクマネジメント
・調達マネジメント
・ステークホルダーマネジメント
…これだけでも相当な労力をかけないと管理出来ないことがわかると思います。
さらに、これら10個の知識エリアそれぞれが「立上」「計画」「実行」「監視・管理」「終結」といった5つのプロセスに分けられます。

1記事には到底書ききれないボリュームの内容になりますので
今後、随時ブログの中でご紹介させて頂ければと思います。