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滋賀の雪はなぜ「南と北」でここまで違うのか? 東近江出張で痛感した話
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滋賀の雪はなぜ「南と北」でここまで違うのか? 東近江出張で痛感した話

こんにちは、ソリューションSecの山中です。

最近、東近江に出張することとなった日の前夜に大雪が降り、出張先に向かうまでにかなり苦労しました。
地元の大津では道路にうっすら白いものが見える程度で、積雪はせいぜい1cm未満。それなのに、東近江に到着すると道も周囲の街もすっかり雪景色で、正直かなり驚きました。

「同じ滋賀県なのに、ここまで違うのか?」

そう思ったのをきっかけに、
滋賀県は雪が降ると北と南でどれほど積雪の差が出るのか
気になって調べてみることにしました。

データを集めてみて分かった“滋賀の難しさ”

いざ調査を始めると、ここで一つ問題にぶつかります。
気象庁の積雪観測点は、主に湖北に集中しており、東近江以南では「積雪量」として明確に数値化されていない地点が多いのです。

そのため今回は、

・気象庁データ
・過去の降雪事例
・各自治体・道路管理者の情報

上記のここ3年間で積雪が多かった日の情報を組み合わせ、「どこがどれくらい積もりやすいか」をゾーン分けして整理しました。

滋賀県の積雪ゾーニング(体感と統計ベース)

まず結論から言うと、滋賀県の雪は「北から南へ段階的に弱くなる」構造をしていると言えます。

🟥 豪雪(毎回・確実に積もる)

・湖北(米原・長浜)
・北湖西(マキノ・今津)

ここは別格です。
降り始めから雪量が多く、短時間で20〜50cm級になることもあるようです。

🟧 準積雪帯(ほぼ毎回)

・彦根
・湖東北部(近江八幡北部・東近江北部)
・中湖西(安曇川周辺)

「降れば積もる」ゾーン。
比較的住人が多く、自動車の通行も多いため道路の積雪はそこそこのイメージです。

🟨 条件付き積雪帯

・湖東南部
・比良山麓

寒気が強い夜間や、日照がない場合に一気に悪化。
ブラックアイスバーンになりやすい要注意地帯です。

🟩 非積雪〜稀積雪帯

・大津(湖西南部)
・甲賀(信楽)

ここが白くなるときは、
「滋賀県全体が雪害レベル」と考えていい状態です。

「どこから積もり始めるのか?」

滋賀の積雪には、大きく分けて2つの発生源が考えられます。

① 北西(日本海直撃)

・マキノ・今津(北湖西)
・米原・長浜(湖北)

日本海の雪雲が山にぶつかって越えることで、最初に積もるエリアです。

② 地形性降雪

・伊吹山麓
・比良山麓

山にぶつかった湿った空気が雪を落とし、
そこから彦根 → 湖東平野へと雪域が拡張していきます。

野洲川以南まで来ると、積雪確率は一気に下がります。

滋賀県|交通影響が出る順番

ここからは実務的な話です。
「どこが一番早く止まるのか」を知っておくと、冬の移動がかなり楽になります。

🟥 第1警戒:必ず最初に影響が出る

湖北(米原・長浜)/北湖西(マキノ・今津)

・名神高速(関ヶ原〜米原)
・北陸道 米原JCT
・国道8号・161号

滋賀の雪害は、ほぼここから始まります。

🟧 第2警戒:次に危なくなる

・比良山麓・彦根周辺

「通行できるけど危険」状態が出現。
交通量によっては、夜間〜朝にかけて圧雪化しやすいのが特徴です。

🟨 第3警戒:油断するとやられる

・近江八幡・東近江

普段積もらない分、対策が遅れがち。
朝ラッシュ時の事故が多いエリアです。

🟩 最終段階

・大津市街

ここが白くなったら、
滋賀の交通はほぼ壊滅と考えられる。

まとめ:滋賀の積雪は「南北差」を知るだけで回避できる

滋賀県の積雪は、

米原・長浜/マキノ・今津で始まり、
彦根 → 湖東平野へ広がり、
守山や大津が白くなったら、湖北では30㎝以上の積雪がある可能性が高い

これを頭に入れておくだけで、
冬の出張・通勤・ドライブの判断精度は一気に上がります。
特に南から北の方面へ移動する方は、渋滞になるために気を付けてください。

今回の東近江出張は大変でしたが、
改めて「滋賀の雪は一様じゃない」ということを実感する良い機会になりました。

冬の滋賀を移動する方々の参考になれば幸いです。


参考にさせてもらったサイト
気象庁 ➢ https://www.jma.go.jp/jma/index.html
tenki.jp ➢ https://tenki.jp/
ロードネット滋賀 ➢ https://www.shiga-douro.jp/weathers/snows

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