ヴィッセル vs バルセロナを観てきた!親善試合でも伝わる本物の凄さ
こんにちは!!営業の笹本です!!
先日、神戸ノエビアスタジアムで行われた「ヴィッセル神戸 vs FCバルセロナ」の試合を観に行ってきました!
あの“バルサ”が来日し、日本で試合をする——。そんな夢のような出来事を、友人と一緒にスタジアムで体感してきました。

実は直前まで「中止の危機」だった
この試合、実は開催直前まで 中止になるかもしれない という報道があったのをご存じでしょうか?
バルセロナは現地時間7月23日、「ヴィッセル神戸との試合は、主催者側の重大な契約違反により中止」と公式に発表。
主管だったヤスダグループに対し、500万ユーロ(約8億6000万円)の未払いがあったとのことで、クラブとしては来日を断念する方針を取っていました。
しかし、ここで立ち上がったのが、楽天グループの会長 兼 ヴィッセル神戸の会長でもある三木谷浩史さん。
2017年から2022年までバルサのスポンサーを務めた楽天グループが、なんとこの未払金を肩代わりして支払うことで、事態は一転。
なんとか試合開催が実現したのです(参考:Yahoo!ニュース)。
三木谷さんの判断と行動力には、サッカーファンとして本当に頭が下がります。
あの夜、スタジアムにいた何万人もの観客の笑顔は、間違いなくそのおかげです。

スタジアムに広がる特別な空気
試合が行われたのは7月27日(日)。
会場に到着すると、そこはまるでお祭りのような賑わいでした。
バルサのユニフォームを着た子どもたち、チームカラーの赤と青のフラッグ、バルセロナのチャントを口ずさむファンたち——
まさか日本で、こんな光景が見られる日が来るとは思ってもみませんでした。
観客席を見渡すと、たくさんの子どもたちが目を輝かせながら、ピッチに釘付けになっている姿がとても印象的でした。
彼らにとってこの試合は、きっと一生の記憶になるはずです。
何年か後、この中から日本代表として世界に羽ばたく選手が出てきたら…と思うと、本当に感慨深い気持ちになります。

プレッシャーのない試合でも“技術”は本物
今回は親善試合ということもあり、試合全体の空気はどこか“まったり”。
勝敗を競う緊張感はありませんでしたが、
それでも、選手一人ひとりの技術の高さや判断の速さには何度も驚かされました。
バルセロナの若手選手たちは、ボールタッチの一つ一つが丁寧で、
パスやトラップの精度がとにかく異次元。
「何気ない動きが、絵になる」——そんな感覚を、何度も味わいました。
もちろん、ヴィッセル神戸の選手たちも意地を見せてくれて、
強豪クラブ相手にも臆することなくプレーしている姿に、ホームの誇りを感じました。

それでも…次は“本気の試合”が観たい
そんな素晴らしい一戦を観たからこそ、
「次は、もっと緊張感のある“ガチンコ勝負”が観たい!」と思ってしまいました。
W杯やCLのような、“負けたら終わり”の真剣勝負。
あのピリッと張り詰めた空気の中でのプレーを、生で観られたらどんなに感動するだろう。
…とは言え、来年の2026年W杯(北中米)は準備が間に合いません(笑)
なので私は、次々回の2030年W杯に向けて観戦貯金をスタートすることにしました!
サッカーがくれた“世界との距離感”
この日、改めて感じたのは、サッカーが持つ“つながる力”。
スタジアムで友人と熱く語りながら、世界中のファンと同じ空気を味わい、
隣にはバルサに心を奪われた子どもたちの姿があって——
この体験だけで「世界は思ったよりも近い」と思えました。
スポーツは、夢や目標を与えてくれる。
そして、何かを目指すきっかけをくれる。
そんな“きっかけ”を日本の子どもたちにくれたバルサ、そしてそれを実現してくれた三木谷さんには、本当に感謝です。

最後に
普段はITの仕事をしている自分ですが、
こうして“心が震える体験”に触れると、また新たなモチベーションが湧いてきます。
テクノロジーとスポーツの融合もどんどん進んでいますし、
我々の業界も「人の感動」を支える存在になれるはず。
そして私は、いつか本気のW杯を観に行くという夢を胸に、また明日から頑張ります!
真ん中に映ってるのは三木谷さんとラポルタ会長
