MENU

blog
スタッフブログ

dot
雪の名前は千差万別
ノート

雪の名前は千差万別

こんにちは、物流システムSecの井上です。

10月になり、神無月・神有月の話をしようかと考えていましたが、
その時調べた神社の画像に映っていた雪の話をしようと思います。

出雲大社他、いくつかの有名や神社の画像を見ていた時、
ある画像へのコメントに垂り雪といった記載がありました。

●垂雪(しずりゆき)とは
木の枝や屋根などからすべり落ちる雪。
“しずり”または”しずれ”とも言われ、冬の季語としても使われる。

この時の画像は屋根から雪が落ちるものでした。
雪の名前の表現…思い返すといろいろありますね。
というわけで他のものも少し調べてみました。


●雪の名前いろいろ
・初雪:その年の冬に最初に振る雪(霙や雨交じりの雪を含む)
・早雪:例年の時期より早めに振る雪
・初冠雪:冬の始まりに山などに初めて積もる雪
…少し調べただけで初雪っぽい言葉が3つもありますね。

・粉雪:さらさらした粉の様に細かい雪、乾燥していて積もりにくい
・小米雪:粉の様にさらさらした雪、いわゆる粉雪
・灰雪:灰が降る様にふわふわ舞う雪、粉雪よりちょいふわふわ
・粒雪:粒になっている雪、粉より大きくこちらは積もる
・綿雪:綿をちぎったようなふわふわの雪、ちょっと大きめで水分が多い
・餅雪:一部溶けかけた水分の多い雪、餅みたいに柔らかめ
・牡丹雪:餅雪よりも更に水分多め、雪片も大きい
・豪雪:強い勢いの雪
・吹雪:強風で雪が吹き付けられる現象
・地吹雪:一度積もった雪が強風で舞い上がる現象、ほぼ吹雪
…振る雪の大きさや水分量などで言い方が変わりますね

・新雪:積もったばかりの雪
・しまり雪:雪の上に雪が積もってより固くなった雪
・ざらめ雪:一度溶けたり水を含んだ雪が再凍結した雪
・万年雪:一年中溶けない雪
・綿帽子:木の枝や葉っぱに積もった雪が綿帽子の様に見えること
…積もった雪の表現も多いですね

●その他にも…
季語になるもの:雪化粧、雪模様、雪月花
季節によるもの:秋雪、終雪、残雪、雲雀殺
雪以外の名前:霙(みぞれ)、霰(あられ)、雹(ひょう)

雪の表現は日本だけでも100以上ありました。
世界も合わせると本当に”千”差万別かもしれません。

初雪は例年通りなら北海道で10月末、近畿は12月頃。
少し先になると思いますが、今年雪が降った時、
その雪の名前を考えてみるのも面白いかもしれませんね。

dot
dot
PAGETOP