2026年W杯を前に、サッカー×ITの進化を語ってみた
こんにちは!!営業の笹本です!
気づけば2026年のワールドカップまであとわずか。
サッカーがそんなに好きじゃない人でも、やっぱりこの時期になるとちょっと気になってくるものですよね。
実は最近、ひょんなことからセレッソ大阪に所属している元日本代表・香川真司選手のサインをいただける機会がありまして…。


もうそれ以来、サッカー好きの血が完全に燃え上がってしまいまして(笑)、とにかく語りたくて語りたくて仕方がありません。

なので今回は、そんな熱が冷めないうちに、「サッカーとIT技術の進化」そしてその裏にある“ちょっと切ない気持ち”について、一気に書き綴ってみました。
正直、「便利になったぶん、あの頃の熱量や語り合う楽しさがちょっと減ったかも…」と感じることもあります。
でもそれでも、僕はこの変化を前向きな進化だと信じたい。
テクノロジーがどれだけ進んでも、そこに“人の情熱”がある限り、サッカーは、そして僕たちの仕事も、もっと面白くなっていくと思うんです。
ITのおかげで、サッカーは「もっと正確に」なった!
まず、良くなった点はたくさんあります。
オフサイドの判定、ゴールラインテクノロジー、VARの導入…。
昔なら「なんで今のゴール認められないの!?」とイライラしたシーンが、いまは“技術で白黒ハッキリ”つくようになりました。
さらに、選手一人ひとりの走行距離、パス成功率、心拍数までリアルタイムで把握できる時代。
監督はデータを見ながら選手交代のタイミングを考えたり、AIが戦術の組み立てにまで関わったりしているんです。
つまり、「人間の感覚」だけに頼らない、より合理的で、正確な判断ができるようになったというわけです。
これはビジネスの世界でも同じで、私たちが開発しているシステムでも「直感よりデータ」「経験より再現性」が重視される場面が増えています。
ITの力って、やっぱりすごいですよね。
でもちょっと寂しい。「あーだこーだ」語る時間がなくなった?
一方で、昔のような“モヤモヤ議論”がなくなってきたのも事実です。
試合が終わったあとの飲み会で——
「あれ、オフサイドじゃなかったよな?」
「いや、あれは絶対入ってたよ」
「いやいや、あれはPKじゃないでしょ…」
みたいな、正解のないやりとりを何時間も熱く語り合う時間、ありませんでしたか?
たとえ解決しなくても、楽しかったんですよね、あの時間。
でも、VARがあると「あ、それね、映像で確認したから」って一発終了。
あの“余白”や“人間っぽさ”が少しずつ消えていってる気がします。
誤審さえもドラマの一部だった時代。
「なぜそこで交代?」「なぜあの選手を使わなかった?」みたいな采配の妙も、今ではデータに裏付けされた「妥当な選択」として処理されていく。
サッカーは間違いなく“進化”したけど、人間くささが減った。
これって、ちょっと寂しいですよね。
IT企業として、それでも「進化」を信じたい理由
私たちAuto-ID フロンティアも、ITを駆使して日々システム開発を行う会社です。
だからこそ思うのは、テクノロジーが人間の余白を奪うものではなく、人間らしさをもっと引き立たせるものであってほしい、ということ。
たとえばシステムが業務を自動化してくれたおかげで、「人にしかできない仕事」に集中できるようになる。
これはとても価値のある変化です。
サッカーも同じです。
技術によってフェアで安全な環境が整ったからこそ、選手は“プレーそのもの”に集中できるし、観客はより納得して応援できる。
正確さや合理性に支えられながらも、やっぱり最後は“感情”や“想い”が試合を動かす。
その“芯”さえ残っていれば、進化は歓迎すべきことだと私は思います。
テクノロジーと情熱は、きっと共存できる
サッカーも、システム開発も、人がつくり、人が動かすもの。
いくらAIが賢くなっても、そこに“人の熱”がなければ、誰の心も動かせません。
これからもテクノロジーは進化を続けるでしょう。
その中で私たちは、技術をただ“冷たく使う”のではなく、誰かの想いを支える「静かな力」として使っていけたらいいなと思っています。
ワールドカップも、開発の現場も、ドラマがあってこそ面白い。
そんなふうに感じながら、今日も私たちはチームでゴール(納品!)を目指して走っています。
さあ、2026年はどんなプレーに心を打たれるのか。
今から楽しみですね!
最後に
頂いたサインはもうすでに家宝になりました。
