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データベーススペシャリスト試験 受験記
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データベーススペシャリスト試験 受験記

こんにちは、ソリューションSecの谷です。

今回は、データベーススペシャリスト試験(DB)を令和7年秋に受験した話をしたいと思います。

前回は応用情報技術者試験の受験記を書きましたが、
その応用情報に合格したのが令和5年秋でした。

ご存じの方も多いと思いますが、応用情報に合格すると高度試験の午前Ⅰが2年間免除されます。
つまり、猶予はこの秋まで。

高度試験を1度も受験しないまま、午前Ⅰ免除が切れてしまうのはもったいない!結果はどうあれ受けるしかない!ということで、
勢いもあり、今回データベーススペシャリスト試験を受験することにしました。

なぜデータベーススペシャリストを選んだのか

高度試験はいくつか種類がありますが、私が選んだのはデータベーススペシャリストです。

理由はシンプルで、応用情報を勉強していたときに、午前午後ともに得点源となっていた分野がデータベースだったからです。
業務の中でも、データベース周りの作業は好きで、「せっかくなら一番興味のある分野で挑戦しよう」と思いました。

データベーススペシャリスト試験の構成

ここで、簡単に試験の構成について触れておきます。
データベーススペシャリスト試験は、以下のような構成になっています。

  • 午前Ⅰ:多肢選択式(30問・50分)
  • 午前Ⅱ:多肢選択式(25問・40分)
  • 午後Ⅰ:記述式(問1〜3の中から2問選択・90分)
  • 午後Ⅱ:記述式(問1〜2の中から1問選択・120分)

今回は、応用情報合格による午前Ⅰ免除で、午前Ⅱからの受験でした。

特に午後Ⅰ・午後Ⅱは、問題文の量が多く、
知識だけでなく文章読解力や時間配分・忍耐力(!)が強く求められる試験だと感じました。

使った教材・ツール

今回の試験勉強で使ったのは、主に以下の3つです。

📘 データベーススペシャリスト 完全攻略の教科書+過去問題(石田宏実 著)

紙の冊子としては1度ざっと通読したのみでしたが、特典として付いてくる過去問の解説動画が非常に良く、
この動画のおかげで「どう問題を読むのか」「なぜこの解答になるのか」「他にどの答え方だと点数がもらえるのか」が理解でき、
過去問の理解が一気に深まりました。

勉強期間とざっくりスケジュール

受験を思い立ったのは5月ごろ。
実際に勉強を始めたのは6月ごろです。

5月:参考書を買う
6月:参考書を読む
7月:午前Ⅱ対策(とにかく過去問道場)
8月〜9月:午後Ⅰ・午後Ⅱ対策

〇午後Ⅰ・午後Ⅱ対策:過去問は「3周前提」で回す

午後Ⅰ・午後Ⅱの対策としては、過去問5年分を3周しました。

1周目】
ほとんど答えられない前提で最後まで解き、
解説を読んで「こういう解き方をするのか」と理解することを重視。

2周目】
大体は解けるようになるので、
問題を 〇/△/× でランク分け。

3周目】
△・×を付けた問題を中心に解き直し、
苦手な部分を集中して対策。

★午後Ⅰ対策:問題を「解く」前に、問題を「選ぶ」

午後Ⅰは、問1〜3の中から2問を選択する形式です。

物理設計・論理設計・SQLといったテーマは含まれますが、
構成は毎年微妙に異なります。

そのため、過去問を通して「自分が得意な問題形式」と「苦手な問題形式」を把握し、問題文や解答用紙をざっと見て「解く・捨てる」を判断する力が重要だと感じました。

私の場合は、「計算問題がメインなら基本捨てる」「E-R図やSQLが中心なら解く」とあらかじめ決めていました。

★午後Ⅱ対策:選択問題は「決め打ち」

午後Ⅱは、問1・問2のどちらかを選択します。

問1:物理設計
問2:論理設計(概念設計)

過去問を5年分解いた結果、
私は論理設計の方が正答率が高く、再現性があると感じたため、
問2をメインで対策しました。

また、過去問を紙に印刷し、
ページを行ったり来たりしながら解く訓練も行いました。

午後Ⅰ・Ⅱの勉強期間は2か月ありましたが、業務が忙しく対策に充てられる時間はあまりなく…
夜寝る前に15分でも30分でも時間を作って少しずつ進めるようにしていました。

午後Ⅱは完全に想定外だった話

特に午後Ⅱは、完全に想定外でした。

午後Ⅱは試験時間が2時間と長く、勉強では見直しまで含めていつも30分以上余裕があったため、
時間の心配はしていませんでした。

しかし本番では、見直す時間がほとんど取れないほど時間が足りず、かなり焦りました。
後日ネットで反応を見ると、この年の午後Ⅱの問2はやはりかなり特殊だったようで…。
解いた人には伝わると思いますが、実務におけるサロゲートキーの重要さを改めて実感する内容でした。

さらに、試験後に解答速報(※公式ではありません)を見ると、
午後Ⅱで自分の回答とは違う解答が並んでおり、
「これはさすがに落ちたな」と本気で思いました。

試験結果

参考までに、今回のスコアは以下の通りでした👇

  • 午前Ⅰ:免除
  • 午前Ⅱ:76.00点(合格基準:60点)
  • 午後Ⅰ:90点(合格基準:60点)
  • 午後Ⅱ:93点(合格基準:60点)

※解答速報について思ったこと

解答速報はあくまで参考で、IPA公式の採点基準は別物だと痛感しました。
公式解答を見てみると、午後Ⅱでは、私が確認していた解答速報と
答えが違う部分が思っていた以上にありました。部分点や、選択問題による難易度差・得点調整の影響もあったのかもしれません。

公式の結果が出るまでは、安易に合否を判断してはいけないなと感じました。

おわりに

データベーススペシャリスト試験は、高度試験というだけあって簡単ではありません。
ただ、

  • 「午前Ⅰ免除期間を活かす」
  • 「得意な分野・問題形式に絞る」
  • 「過去問をひたすら解き、問題に慣れる」

これを意識すれば、合格に手が届く試験だと感じました。

なお、次回試験はCBT方式(コンピュータを使って実施する試験形式)に変更され、
その後は試験の統合が行われる予定(公式未発表)とのことで、
この記事で書いてきた内容が全く役に立たなくなる可能性も大いにありますが…!

それでも、
これから受験を考えている方の参考に、少しでもなれば嬉しいです。

それでは!

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