MENU

cases
事例紹介

dot
制御系システム開発

農業支援ロボット用プログラムの開発

アーム型ロボットを活用した農業支援

 近年、工場や農業の現場で多く見られるアーム型ロボット用のプログラムを開発しました。少子高齢化が進む現場で、ロボットによる作業の自動化を行い、問題解決した事例となります。

システム概要

業種
農業
開発言語
C
プロジェクト規模
6人
制作期間
6ヶ月

背景・課題PROBLEM

現場の高齢化による負担の増加

 農家様より生産物の出荷業務での梱包作業にて、箱詰め作業を現在は人が行う必要があり、立ち仕事、単純作業による体力的な問題と、人件費がかかる課題を解決したい要望があった。
 ロボットを活用して、箱詰め作業の自動化と、人件費の削減が出来ないかという内容であった。

課題課題
  • 単純作業の箱詰め作業を自動化したい単純作業の箱詰め作業を自動化したい
  • 不良品の検出精度を統一したい不良品の検出精度を統一したい

提案SUGGESTION

  1. アーム型ロボットを使用して生産物を自動的に箱詰めする
  2. カメラを用いた不良品の除外

アーム型ロボットを使用して生産物を自動的に箱詰めする

 箱詰め作業などに関しては、アーム型ロボットを活用した自動化が主流となっており、他の現場でも導入されている実績があります。今回は、それを活用して生産物のピックアップと箱詰めを行うことにしました。

ケース

カメラを用いた不良品の除外

 アーム型ロボットにカメラを取り付け、生産物をピックアップする際、傷や凹み、規格外のサイズなどを判定して、出荷できない不良品を除外するような仕組みを提案いたしました。

成果RESULT

  • 箱詰め作業が自動化でき、人件費が削減できた箱詰め作業が自動化でき、人件費が削減できた
  • 単純作業、肉体的疲労となる業務が自動化できたことにより精神的な負担が減った単純作業、肉体的疲労となる業務が自動化できたことにより精神的な負担が減った
  • 不良品の検出を自動化できたことにより、検出精度の統一が出来た不良品の検出を自動化できたことにより、検出精度の統一が出来た

 現場の高齢化による、肉体的・精神的な問題が部分的に解決されたこともありますが、同時に後継者不足にも悩んでおられた中で、システムによる不良品の自動判別ができるようになったことで、不良品の選別も長年培われた技術がなくてもできるようになったことから、現場から好評をいただきました。

commentコメント

 アーム型ロボットとカメラを活用した事例は農業以外にも工場などのような生産現場でも多くの事例があります。また、その背景には、技術の進歩に伴い、ロボット型アーム自体も、もちろん物にはよりますが、本体だけで何百万もかかるというようなものでなく、比較的安価なものが登場したことも、ロボット型アームの導入を後押しした背景になります。みなさんの現場でもぜひ活用を検討されてみてはいかがでしょうか。

dot
dot
PAGETOP