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謎の星座、テーブルさん座
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謎の星座、テーブルさん座

こんにちは、物流システムSecの井上です。

七夕が近づいてきたので今度は天の川の記事でも書くかな…と調べていました。
そんな折見つけた謎の言葉「テーブルさん座」
テーブル…さん…テーブルが3つ? テーブルさん(敬称)?
さようなら織姫、彦星、こっちの方がたぶん調べたら面白そうだ。
というわけで、テーブルさん座を調べてみました。

●テーブルさん座とは
まず、テーブルさん座とは何ぞや?
星座という星と星をざっくり直線で結んだ天体の見え方の内、
IAU(国際天文学連合)が定めた88星座というものがあります。
誕生月で有名な十二星座や、たまに耳にするオリオン座やカシオペア座等…
そんな選ばれし88星座に所属しているのが、このテーブルさん座なのです。

●テーブルさん座とは(2回目
では、テーブルさん座とは何ぞや?
この星座は南半球でのみ観測できる星座で、日本からは見えません。
↑で書いたオリオン座やカシオペア座を何で知っていたのか?
それは日本で見ることができるので、ニュース等で名前を聞く機会があったからです。
日本から見えない星座には他にも「とびうお座」や「くじゃく座」等があります。

●テーブルさん座とは(3回目
テーブルさん座とは…本当に、何ぞや?
まだIAUではメンサと呼ばれている等のネタを入れたかったのですが、ではそろそろ…

テーブルさん座とは、テーブルが3つあるわけでもなく、テーブルに敬称を付けているわけでもありません。
南アフリカ共和国にあるテーブルマウンテンをモチーフにしたものです。
山です、テーブルの様に平たい山です。
日本では元々、テーブル山座(テーブルさんざ、テーブルざんざ)と呼ばれていました。

●テーブル山座はなぜテーブルさん座になったのか
1944年に日本の天文用語の見直しが行われました。
テーブル山座はIAUが定めた名前と同じ「メンサ(テーブルさんのラテン語読み?)」に一旦変わりました。
一般的にはまだテーブル山が知られており、一部では直訳した「平山(ひらやま)」等も用いられていた様です。

その後1952年、日本天文学会で「星座名をひらがなまたはカタカナで表記する」と決まりました。
この時、原則は全てひらがな表記、人名や外国語由来の生物・道具等は日本語読みのカタカナ表記になりました。
星座の元ネタから変わっていたものも、IAUの定めているものに戻りました。
 例1:いて座、こぎつね座、わし座、こと座
 例2:オリオン座、カシオペア座、コンパス座(元は両脚規座)
 例3:レチクル座(元は小網座…小網と照準器の十字が同じ形に見える不思議)

おや? 外国語由来のテーブルと、山→さんが組み合わさっている星座がいる…
こうしてテーブルさん座という、命名ルール通りの奇妙な星座が誕生しました。
一般的にはテーブルさん座の方が知られていたので混乱も少なかったようです。

いやぁ、七夕→天の川→いて座→日本で見える星座…等を検索していて、突発的に目に入った単語だったとはいえ、想像していたより名前も由来も面白い星座でした。
日本から見えないのは惜しいですが、これを機会に他の星座も調べてみようと思いました。

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