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iOSでレトロゲーム機のエミュレータが解禁された件
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iOSでレトロゲーム機のエミュレータが解禁された件

こんにちは、クリエイティブSecの長谷川です。
さてさて、ここ数日ネットを見ていると、とある話題で盛り上がっております。
それが表題の通り、iOSでのレトロゲーム機のエミュレータに関するものです。

以下のようなメディアサイトでも取り上げられていますね。

Apple、iPhone向けレトロゲーム機エミュレータをグローバルに解禁
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2404/08/news084.html

そもそもエミュレータとは

エミュレータ(英:Emulator)とは、コンピュータ上で動作するコンピュータや機械のことを表します。
コンピュータ上で動作するコンピュータというとややこしいですが
今回の内容で言えば、iPhone上でファミコンやPlayStationなどのゲーム機の本体が動くことになります。

あくまでも本体のみですので、ゲームソフトは別で必要になりますが
要は実機がなくても、ファミコンなどのゲームが遊べるよ!ということです。

最新のゲーム機は難しいですが、昔のゲーム機のスペックよりは
今のiPhoneなどのスペックのほうが高いので、スマートフォン上で動かし
快適に遊ぶことができます。

あくまでゲーム機本体のみでゲームソフトは別

エミュレータをインストールしたからと言って、ゲームが遊べるわけではありません。
あくまでもゲーム機本体だけが入ったことになるだけです。
普通のゲーム機もゲーム機だけでは遊べませんから、ゲームソフトが必要ですね。

さて、当たり前ですがiPhoneにファミコンのカセットがさせるわけではありません。
PlayStationのディスクを挿入することもできません。

ROMと言われるゲームソフトの内容を吸い出したデータが必要になります。
(本当はROMはRead Only Memoryのことなので、カセット自体もそう呼んだりますが・・・)
ただし、このROMは現状では、売っていません。
ネットでダウンロードできるとしたら、それは違法なものです。

日本では著作権で保護されたゲームや映画等のデジタルコンテンツは
個人がアップロードしたりダウンロードしたりすることは違法となっています。

なので、Amazonなどでゲーム吸い出し機というものを使って
手持ちのゲームソフトのデータを吸い出して、入手する必要があります。

今後の課題

さて、今回エミュレータは解禁されましたが、それとは別に吸い出し機が必要となると
なかなかハードルが高い感じがしますね。

しかし、レトロなゲーム機なんかは中古でも高いものもありますし
いつかは壊れてしまうものですので、いつまで遊べるのかという不安もあります。

また、最近のゲーム機はHDMIケーブルでテレビに接続しますが
昔のゲーム機、PlayStationなどは3色ケーブルでした。
ファミコンなんかはRFスイッチという、若い子が見たらなんだこれ?というようなものですね。

そもそもテレビにそんなケーブル指すところもないです。
一応Amazonなどで変換ケーブルはあるので、それを使えばいいのですが。

で、話は戻りますが、今後の課題は以下にエミュレータで遊べる難易度が下がるかということです。

書籍などは今でこそ電子書籍として販売され、スマートフォンでも手軽に読むことができます。
一方、ゲームに関してはNintendo SwitchやPlayStationなどでも
オンラインストア上でデータとして購入することはできますが
あくまでもそのゲーム機上でしか遊ぶことはできず、スマートフォン上では遊ぶことができません。

なので、ゲームソフトのROMを販売する、法律的に問題のないプラットフォームが登場するかどうかが課題だと思います。
吸い出し機の話がありましたが、例えばCDの寿命は30~50年と言われており
いつかは手元にCDがあっても読み込めなくなってしまう日が来るわけです。

ネット上には違法なものも溢れているため、すでにゲームソフトも
探せばあったりはするのですが、先ほども記載したように違法ですので
一般ユーザー向けのものではありません。

最新のゲームはグラフィックも綺麗で、面白いゲームもたくさんありますが
やはり昔のゲームにも名作はたくさんあるので、そういったゲームがいつまでも残っていくといいですね。

クロノ・トリガーとかサクラ大戦3とかまたやりたいなぁ・・・。

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