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生成AIとは?仕組みを文系向けに例え話でやさしく解説
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生成AIとは?仕組みを文系向けに例え話でやさしく解説

こんにちは!!営業の笹本です!!

「生成AIって、結局なにをしてるん?」
お客さまとの雑談で、こういう質問をもらうことが本当に増えました。僕も最初に聞かれたときは「えーっと……賢いんですよ!」みたいな、まったく答えになってない返事をしてしまって、あとで一人で反省しました笑

で、いろいろ調べたり社内で使い倒したりしてわかったんですが、生成AIの正体は「次に来そうな言葉を、確率で選び続けている」だけなんです。めちゃくちゃ乱暴に言うと、スマホの予測変換のとんでもなく賢い版。

これがわかると、「なんでこんな嘘をつくんやろ」「なんでこの作業は得意なんやろ」が全部つながります。今日は専門用語をできるだけ使わずに、文系の僕が理解できたレベルの言葉で説明してみますね😄

生成AIとは?ひとことで言うと「めちゃくちゃ賢い予測変換」

生成AI(ジェネレーティブAI)とは、文章・画像・音声などを新しく作り出すAIのことです。ChatGPTやClaude、Geminiみたいな「文章を作るAI」は、その中でもLLM(大規模言語モデル)という技術で動いています。

この「大規模言語モデル」、名前はいかついんですが、やっていることはシンプルです。
インターネット上の膨大な文章を読み込んで、「この言葉のあとには、どの言葉が来やすいか」をひたすら統計として覚えたもの。それだけです。

スマホで「おつかれ」と打つと「さまです」が候補に出てきますよね。あれと発想は同じです。違うのは、覚えている文章の量が桁違いで、しかも「直前の1語」ではなく「これまでの会話の流れ全部」を見て次の言葉を決めているところ。この差が、あの自然な文章になって出てきます。

図で見る:生成AIが文章を作る流れ

実際の流れを1枚にまとめてみました。

生成AIが文章を作る流れ:プロンプトを受け取り、次に来そうな言葉を確率で計算し、確率の高い言葉を1語ずつ選び続けて文章になる

※図中の確率の数値は仕組みを説明するためのイメージです。

手順にすると、こうなります。

  1. あなたが指示(プロンプト)を入力する
  2. AIが「この文脈の次に来そうな言葉」の候補を、確率つきで洗い出す
  3. 確率の高いものを1語選ぶ
  4. その1語を含めた文章を見て、また次の1語を選ぶ
  5. これを延々とくり返して、文章ができあがる

ポイントは③〜④をひたすらループしているだけだということ。「全体の構成を考えてから書き始める」わけではないんです。ここ、僕はけっこう衝撃でした。ほんまに1語ずつ、その場その場で選んでるんやな、と。

なぜAIは平気で間違えるのか(ハルシネーション)

生成AIが、堂々と間違ったことを言う現象をハルシネーション(幻覚)と呼びます。存在しない会社名を挙げたり、それっぽい統計をでっち上げたり。僕も何回か痛い目に遭いました。

でも、さっきの仕組みを知っていれば理由は明らかです。
AIがやっているのは「言葉としてもっともらしい並びを選ぶ」ことであって、「事実かどうかを確認する」ことではないからです。事実確認の機能は、そもそも構造の中に入っていません。

しかも、AIは「知りません」と言うのがあまり得意ではありません。学習した文章の中では、質問に対してスラスラ答えている例のほうが圧倒的に多いので、「知らない」より「それっぽく答える」ほうが確率的に自然になってしまう。だから自信満々に間違えるんですね。

だから対策も、仕組みから素直に決まります。「事実」はAIに任せず人間が確認する。「言葉づくり」はAIに任せる。これが基本線です。

仕組みがわかると、得意・不得意がはっきり見える

「次の言葉を予測する機械」だと思って見ると、任せていい仕事とダメな仕事が、きれいに分かれます。

AIが得意なこと AIが苦手なこと
文章の要約・言い換え・たたき台づくり 正確な数字・日付・固有名詞を当てること
メールや報告書の下書き 社外に出ていない自社の事情を知ること
アイデア出し・切り口の洗い出し 最新の出来事(学習後の情報)を答えること
長い文章から要点を拾うこと 「合ってるかどうか」の自己判定

左の列は、間違っても人間がすぐ気づけて、直すのも簡単な仕事ばかりです。逆に右の列は、間違っていても見た目では気づきにくい。ここが一番こわいところで、AIに任せる基準は「難しいかどうか」ではなく「間違いに気づけるかどうか」で決めるのがいいと思っています。

日本の会社は、実際どれくらい使っているのか

数字も見ておきましょう。総務省が2026年7月に公表した令和8年版 情報通信白書によると、生成AIを何らかの業務で使っている企業の割合は86.4%。前回調査の55.2%から一気に伸びています。個人でも、使った経験のある人が58.8%まで来ました。

ただ、同じ白書で気になる数字も出ています。業務の変え方について「組織的な取組はない」と答えた企業が27.0%。米国の1.4%と比べると、かなり大きな開きがあります。

要するに、触ってはいるけれど、会社としてどう使うかは決まっていない会社が多い、ということですね。個人が勝手に便利に使っている状態から、全体で効く形に持っていくところが、いまの分かれ目なんだと思います。

そして、そこを決めるのに一番効くのが、じつは今日の話だったりします。仕組みを知らないと「AIは万能」か「AIは信用できない」の両極端になりがちで、どちらも判断を止めてしまうんです。

まとめ

今日の話を3行にすると、こうなります。

  • ✅ 生成AIは「次に来そうな言葉を確率で選び続ける」仕組み。意味を理解しているわけではない
  • ✅ だから事実確認は苦手。堂々と間違える(ハルシネーション)のは構造上の性質
  • ✅ 任せる基準は「間違いに自分が気づけるかどうか」。言葉づくりは任せ、事実は人が持つ

仕組みがわかると、AIに対する期待値が現実的になります。そうすると不思議なもので、むしろ使う量が増えるんですよね。「ここは任せてええやつやな」と迷わず判断できるようになるので。

次に社内で「生成AIってなんなん?」と聞かれたら、ぜひ「賢い予測変換ですよ」と答えてみてください。だいたい「あー!」という顔をしてもらえます笑

参考になれば嬉しいです!

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