ChatGPTのプランがNotionで使える?条件と注意点を解説
こんにちは!!営業の笹本です!!
みなさん、AIのサービスって、気がついたら契約が増えていませんか?
僕はまさにそれで、Notionはビジネスプラン、ChatGPTはProプランを両方使っています。で、ずっとうっすら思っていたんです。「Notionの中でもAI、ChatGPTでもAI。これ、AIの分を二重に払ってへんか……?」と笑
そこに先日、気になるニュースが出ました。ChatGPTの有料プランを、Notionの中のAIでも使えるようになったという話です。
先に結論をお伝えすると、こうです。
- NotionもChatGPTも、契約はどちらも必要なままです。「Notionが無料になる」話ではありません
- 対象はNotionがビジネスプラン以上、ChatGPTがPlusかProの人
- 得するのは、Notionの中でGPTを使った分を、ChatGPT側の利用枠でまかなえるところ。Notion側のAI利用枠を減らさずに済みます
「うちは対象か」「何に気をつけるか」を、公式の案内をもとに整理していきます。
何が発表された?ChatGPTのプランを「ほかのアプリに持ち込める」
きっかけは、OpenAIが2026年9月29日(現地時間)に開いた開発者向けイベント「DevDay」です。ここで「Sign in with ChatGPT(ChatGPTでサインイン)」という仕組みが広がりました。
もともとは「ChatGPTのアカウントで、ほかのアプリにログインできる」機能です。今回のポイントは、そこに「自分のChatGPTプランの利用枠を、そのアプリの中で使ってよい」と許可できるようになったこと。OpenAIのヘルプによると、この「プランの持ち込み」ができるのはPlusとProの契約者だけです(出典:OpenAIヘルプ「Using your ChatGPT plan in other apps and sites」)。
対応アプリは16と報じられていて、多くはプログラミング向けのツールです。その中で、僕たちのような非エンジニアにも関係が深いのがNotionでした(参考:XenoSpectrumの解説記事)。
うちは対象?NotionとChatGPT、両方に条件があります
ここが一番大事なところです。Notion公式ヘルプに書かれている条件を、表にまとめました(出典:Notionヘルプ「NotionエージェントでChatGPTプランを使用する」)。
| 確認するところ | 条件 |
|---|---|
| Notionのプラン | ビジネスまたはエンタープライズ |
| Notionでの立場 | ワークスペースのメンバー(ゲストは不可) |
| ChatGPTのプラン | PlusまたはPro |
| メールアドレス | ChatGPTとNotionで同じ認証済みアドレスを使っている |
| 使う機能 | Notionエージェント(カスタムエージェントは対象外) |
Notionエージェントは、Notionの中で「このページを要約して」と頼むと代わりに作業してくれるAIのことです。見落としやすいのが2つあります。
✅ Notionがフリープラン・プラスプランだと対象外
「ChatGPT Plusに入っているから、無料のNotionでもAIが使える」とはなりません。Notion側もビジネスプラン以上が前提です。
✅ 接続は「一人ひとり」が自分でやる
会社でまとめて切り替える仕組みではなく、各ユーザーが自分のChatGPTアカウントをつなぎます。
【要確認】ちなみにNotion公式の料金ページでは、ビジネスプランは1メンバーあたり月額3,150円と表示されていました(2026年10月2日に確認)。料金は支払い方法や改定で変わるので、検討するときは必ずNotion公式の料金ページで最新の金額を確認してください。【要確認ここまで】
なお、会社でChatGPTの「Business」プランを契約している場合は、PlusでもProでもないので、今回の持ち込みの対象には入っていません。
どっちの枠を使うかは「選んだモデル」で決まる

つないだら全部ChatGPT側の枠になる、というわけではありません。Notion公式ヘルプによると、ルールはこうです。
- GPTのモデルを自分で選んだとき → ChatGPTプランの枠を使う
- 「Auto」のまま、またはGPT以外のモデルを選んだとき → ワークスペースのNotionクレジット(Notion側のAI利用枠)を使う
ここ、僕は最初ちょっと勘違いしていました。「つないだら、あとは勝手にChatGPT側を使ってくれるんやろな」と思っていたんですが、「Auto」のままだとNotion側の枠が減ります。自分でGPTのモデルを選ぶ、というひと手間が要るんですね。
ただ、メッセージを送る前に、どちらのプランを使うかがモデルの選択欄に表示されるとのこと。ChatGPT側の枠を使い切ったときも、Notionクレジットに切り替えるかどうかを聞かれるので、知らないうちにNotion側が減っていた、とはなりにくいつくりです。
設定の手順(Notion公式ヘルプより)
公式ヘルプに載っている手順は4ステップです。
- Notionの「設定」→「Notion AI」→「使用状況」を開く
- 「接続済みサブスクリプション」にあるChatGPTの「接続」を選ぶ
- ChatGPTにサインインして、許可する
- Notionに戻って、エージェントのモデル選択でGPTのモデルを選ぶ
やめたいときも同じ画面です。一時的に止めるなら「ChatGPTプランを使用する」をオフに、完全にやめるなら「接続を解除する」を選びます。
「接続」の項目が出てこない場合は、まず上の表の条件を見直してみてください。なお、日本のアカウントでは使えない、といった地域の制限は、僕が公式ページを見た範囲では書かれていませんでした。最終的にはご自身の設定画面に項目が出るかどうかで確認するのが確実です。
先に知っておきたい注意点4つ
便利な話ですが、いいことばかりでもありません。正直に並べます。
✅ ① ChatGPTの枠が増えるわけではない
Notionで使った分は、もともとのChatGPTプランの枠から引かれます。Notionでたくさん使えば、そのぶんChatGPT本体で使える量が減ります。OpenAI側の設定(Settings → Usage)で、アプリごとに使ってよい上限を決められると案内されています(参考:Nerdschalkの解説記事)。
✅ ② サインアウトしても、連携は切れない
アプリ側でサインアウトしても、ChatGPTとの接続そのものは残ると報じられています。本当に止めたいときは、Notion側で「接続を解除する」か、ChatGPT側の設定(Settings → Security and login → Sign in with ChatGPT)から外します。
✅ ③ やりとりはChatGPTの履歴には残らない
Notionの中でのやりとりは、ChatGPTのチャット履歴には出てきません。データの保持にはNotion AIの標準のルールが適用されると書かれています。ちなみに、サインインのときにNotion側へ渡るのは名前・メールアドレス・プロフィール画像と案内されていて、ChatGPTでの会話の中身は渡りません。
✅ ④ 管理者から、利用量は見えない
Notionの管理者は、誰が接続・解除したかは監査ログで確認できますが、どれだけ使ったかまでは見えません。会社として使うなら、「個人契約のChatGPTを、会社のNotionにつないでいいか」を先に決めておくほうが、あとで揉めずに済みます。
まとめ:「二重に買わなくてよくなる」くらいの理解がちょうどいい
今日の話を3行にすると、こうです。
- ChatGPTのPlusかProと、Notionのビジネスプラン以上。両方そろっている人が対象
- NotionエージェントでGPTのモデルを自分で選んだときだけ、ChatGPT側の枠を使う
- 契約が減るわけでも、枠が増えるわけでもない。AIの利用枠を二重に持たなくてよくなる話
派手な新機能ではないんですが、地味にありがたい変更やと思います。すでに両方を契約している方は、まず設定画面に「接続」の項目が出ているかだけ、のぞいてみてください😄
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