Copilot Business従量課金|11/2の変更と今やること
こんにちは!!営業の笹本です!!
「そろそろウチもCopilot入れてみよか」──社内でこんな話、出てませんか?ちょうど検討中の会社さんに関係する発表があったので、今日は速報でお届けします😄
先に結論から言います。2026年11月2日以降に、販売代理店(CSP)経由で「Microsoft 365 Copilot Business」を新しく契約すると、従量課金(使った分だけ払う仕組み)が最初からオンの状態で入ってきます。すでに使っている既存の契約は、この変更の対象外です。
これから契約する会社は「毎月いくら」だけでは済まなくなる可能性がある、ということですね。順番に整理します。

まず、何が発表されたのか
2026年9月25日(米国時間)、MicrosoftがCopilotを大きく作り変えると発表しました。新しいCopilotアプリは「Home」「Code」「Autopilot」の3つのタブで構成されるそうです(ITmedia NEWS/Impress Watch)。
- Home:質問に答えるチャットと「Cowork」をまとめた起点の画面
- Code:自然言語でアプリや自動化をつくれる。開発者以外も使える前提
- Autopilot:名前と役割と目標を決めると、ユーザーが働いていない間も動き続ける「デジタルの同僚」
ナデラCEOは「仕事のための新しいOSとして作っている」と言っていて、なかなか大きい話です。ただしこの3つは発表時点ではまだプレビュー段階で、日本での提供時期や日本語対応は明らかになっていません。機能の話は「そういう方向に進んでるんやな」くらいで置いておきます。中小企業に先に効いてくるのは、お金の仕組みのほうなので。
Copilotの料金が「2階建て」になる
今回の発表で、Copilotの課金は大きく2階建てに整理されました。
- ①定額(ユーザー単位のライセンス):チャットや、Word・Excel・PowerPoint・Outlook・TeamsのなかのCopilotなど、日常的に使う部分
- ②従量(Copilot クレジット):Cowork、Code、Autopilot、長時間動き続けるエージェント、AstraやFableといった先端モデルなど
誤解のないように書いておくと、これは「値上げ」ではありません。定額のライセンスがなくなるわけではなく、その上に「使った分だけ積み上がる棚」が増えたイメージです。Microsoftの解説ページでも、固定ライセンスを従量課金が補完する形だと説明されています(Microsoft Learn:Copilot クレジットの使用量ベース課金とコスト管理)。
11月2日から何が変わるのか
ここが今回いちばん実務に効くところです。Microsoftのパートナー向けブログ「Usage-based billing will be default-on for new Microsoft 365 Copilot Business licenses starting November 2, 2026」で案内されている内容を、表に整理しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| いつから | 2026年11月2日以降 |
| 対象 | CSP(販売代理店)経由で新しく購入するMicrosoft 365 Copilot Business(単体購入・バンドル購入の両方) |
| 何が変わる | 従量課金(ペイアズユーゴー)が既定でオンの状態で構成される |
| 既定の上限 | 【要確認】1ユーザーあたり月10米ドルの支出上限が既定で適用されるとされています |
| 必要な準備 | 従量課金の支払い先として、Azureサブスクリプションを接続する必要があります |
| 既存の契約 | 今回の「既定でオン」の対象外 |
| 変更できる? | 管理者側で上限額の調整や、課金ポリシーの切断ができます |
金額や条件は発表時点の情報なので、実際の契約時には必ず代理店・Microsoftの最新案内で確認してください。
中小企業にとって、何が気になるか
Microsoft 365 Copilot Businessは、最大300ユーザーまでの会社向けに用意されたプランです。【要確認】価格は年間契約で1ユーザー月21米ドルとされていて、通常のMicrosoft 365 Copilotより安く設定されています。まさに中小企業が最初に検討するやつ、ですね。
そこに従量課金の枠が乗ると、正直、「今月いくらでしたっけ」が読みにくくなります。人数×単価で済んでいたものが、「誰がどれだけAutopilotを回したか」で変わってくるわけです。
そしてここ、僕がいちばん「知らんかったらマズいな」と思ったポイントなんですが──予算額を設定しても、それは自動で利用を止めてくれるわけではありません。Microsoftの説明では、設定した予算に対してメール通知が飛ぶ仕組みであって、超過そのものを防ぐものではないと書かれています。「上限を入れたから安心」ではなく「アラートが来たら人が動く」前提で運用を組む必要があります。
もう一つ。支出ポリシーの「新しいサービスの自動適用」という設定が既定で有効になっています。今後Microsoftが増やすエージェントやサービスが、自動的に支出ポリシーの対象に入るということです。便利ではあるんですが、オンのままにするかは一度決めておいたほうがいいと思います(こちらもMicrosoft Learnに記載があります)。
じゃあ、今やることは?
難しいことはありません。契約前に4つ決めておくだけです。
- ✅ 代理店に確認する:「11月2日以降の新規契約は従量課金が既定オンになると聞いたが、うちの契約はどうなるのか」。これを聞くだけで話が具体的になります
- ✅ Azureサブスクリプションの持ち主を決める:従量課金の支払い先になります。誰が契約者で、誰が請求を見るのか。ここが宙に浮くと後でもめます
- ✅ 上限額とアラートの宛先を決める:さっき書いたとおり、アラートは止めてくれません。誰のメールに飛ばして、誰が判断するかまでセットで
- ✅ 最初は使う機能を絞る:まずは定額の範囲(WordやExcel、Outlookの中のCopilot)で慣れてから、CoworkやAutopilotに広げる。いきなり全部開けない
実際の設定は、Microsoft 365管理センターの「Copilot > コスト管理」から行えます。情シス担当がいない会社なら、ここは代理店に一緒に見てもらうのが現実的です。
まとめ
今日のポイントを3行で。
- 11月2日以降、CSP経由で新規契約するCopilot Businessは、従量課金が既定でオンになる(既存契約は対象外)
- 定額+従量の2階建てになるので、「毎月いくら」だけでは予算が読めなくなる
- 契約前に、代理店への確認・Azureサブスクの持ち主・上限とアラートの宛先・最初に開ける機能、の4つを決めておく
新しい機能のほうはまだプレビュー段階なので、慌てて振り回される必要はないと思います。ただ「お金の仕組みが変わる」話は、契約のタイミングを逃すと後から直すのが面倒なんですよね。検討中の会社さんは、この機会に一度整理してみてください!続報が出たらまたお知らせします😄
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